Rider102

仮面ライダー555を見た。

仮面ライダーは響鬼（しかも途中から）からのニワカで、それ以前はほとんど関知してなかった。いったいなにが原因でこうなってしまったのか。機会があれば初期の平成ライダーも見てみたいがどの作品も一年ものなのでよほどのテンションがないと辛そう。そんな中で555は一度見ておきたかった作品。

全話を見終えて、結論からいうと面白かったでいいんじゃない。事前にそれ相応の玩具的情報と戦闘シーン動画集を見た上での視聴なので、今まで知らなかった全体のストーリーとキャストの情報が補完された、という印象の方が強かったけど。

設定の脆弱性を論うときりが無いのでピンポイントインプレッションのみで。

◆キャスト
中二を煩った草加や棒読みを拗らせた木場さんは序盤イラっともしたが、すぐに慣れた。今ではむしろそれがいい。三原はいつのまにかいた感が拭えない。

◆ギア
ベルト音声が垂涎ものなのは語るに及ばす。ベルトの専任性が極端に低く、実際よく奪われては怪人サイドが変身していたのは面白かった。しかし変身する人がころころ変わっちゃうのは正規のターゲット（子供）にはあまりよくない、というのは正しい評価じゃないのかな（草加風）。以後、専任性の低さはザビー（カブト）やイクサ（キバ）に僅かに継承されているものの、パッとしない役どころに落ち込んでいるのは否めない。やはりキャラクター性込みでのライダー、ということじゃないのかな（草加風）。

◆オルフェノク
様々なモチーフの怪人が登場するのはシリーズ通しての定番だけど、灰白色のカラーが統一感を与えていて後半戦でも怪人ダレがなかった。デザインもかっこいいし、サフカラーなのでディテールも判りやすい、これ大事。

◆OP
かっこいい。全50話をそれなりのペースで見たが、一度も飛ばすことはなかった。しかしクレジットに出てくるJ-PHONEロゴ（途中からボーダフォンマーク）を見ると何故だか胸が熱くなるな。